ゼロバックラッシュで最大限の精度を発揮
バックラッシュフリーで、最高レベルの精度と品質、高い剛性と切削率を実現し、新世代の高性能機械の可能性を切り開きます。WITTENSTEINの Galaxie®駆動システムは、木材、アルミニウム、カーボンファイバ複合材料用のCNC機器を製作しているドイツの工作機械メーカーMAKAに対して多くの付加価値をもたらしています。Galaxie®は、迅速に統合でき、トラブルも少ないため、台湾の顧客の標準機械にも採用されました。
Galaxie® ― テストを経てその斬新さが明らかに
従来の駆動システムと比べて極めて優れた性能に初めて MAKAが興味を持ったのは、2016年はじめのことでした。特に、Galaxie®は完全にバックラッシュフリーで、その運動力学のねじれ剛性が3~6倍優れていたことから、MAKAはGalaxie® を実験的にテストすることにしたのです。結果は画期的で、あらゆる点で申し分ありませんでした。テストで得られた好印象は、わずか数か月後、すでに台湾に納入されていた機械の駆動ソリューションをGalaxie®駆動システムに交換することになったとき、さらに強くなりました。期待された性能向上はすぐに確かめられ、各地域でGalaxie® がすぐに利用できたことも、大きなメリットのひとつです。
精度がベンチマーク
MAKAにとっては、精度こそ品質を生むものでした。切削ヘッドのA軸とC軸はどちらも絶えず動いています。各軸に絶対的な精度が必要なのは、そのためです。駆動装置のバックラッシュが大きくなるほど、特に精度誤差は累積していくため、輪郭誤差は大きくなります。MAKAがゼロバックラッシュの駆動装置であるGalaxie®の可能性に惹かれたのは当然のことでした。